マレ&久美子岩手入り(3/28盛岡)

28日(月)朝10:20より、岩手放送ラジオ「朝からラジオ」に石井希尚は電話出演しました。
この時間は岩手放送テレビも同時に放送している震災情報コーナーでしたが、そこでアメリカの状況、そして、今後の活動について「短期ではなく、長期に渡って復興支援に尽くしたい」と話しました。
また、牧師でもある自分は、例えば結婚式をこの震災のせいで挙げる事が出来なくなったカップルがいるなら、自分が駆けつけて司式したい、とも提案。
物資だけではなく、心と人生の復興支援を目指したいということです。

電話出演後、秋田空港を経由し盛岡に夕刻到着した石井夫妻は、岩手放送ラジオのレギュラー番組「こちら志家町6−1」の出演者仲間、神山アナウンサーと佐々木由香利さんと合流。
神山アナウンサーは、テレビの中継で早くから陸前高田に入っており、その生々しい状況を話してくれました。
北上在住のジャズシンガーの佐々木由香利さんは、連日被災地を物資を運び歩く行動派、その活躍には頭が下がります。
報道として現場の最前線にいる方々からの貴重な情報とアドバイスにより、より一層私たちの活動の指針が明確になってきました。

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岩手放送のスタジオにいる私たちのところに、一本の電話がありました。
先週来日し被災現場に入っていた、私たちの協力団体ホープ・フォー・チルドレンの医療救済メンバーが、陸前高田からこちらへ向かっているとのこと。
急遽番組に出演してもらい、彼らの目から見た被災地レポートを話してもらいました。
過去、世界中の災害現場を見て来た彼らが「今まで見た事が無い惨状」と言い切った事に、私たちも驚きました。気仙沼など、海岸沿いに現場を見て来た中で「陸前高田のは特に深刻だ」とも分析していました。
私たちに何が出来るのでしょう?
メンバー最年長ジョンの答えは「悲しみの中にある人達に、自分たちは心配されているのだ、と伝えなくてはいけない。国境も人種も関係なく、彼らは私たちにとって大切な存在なのだから」でした。

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このページは、KickBackCafeが2011年3月29日 22:39に書いたブログ記事です。

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