「助けてください」という声

Send LOVE Projyect代表 石井希尚のfacebook投稿より転載

 

昨晩のイベント後、熊本出身の女性が、とても動揺している様子で「マレさん助けてください」と話し始めた。
実家が被災して、母親が避難所にも入れず、車で寝起きしているが、明日にはお米が尽きてしまうからどうしようという。

彼女の母親の住所や、その周辺の被災状況や、避難所に入れない人々がどのくらいいるのか、詳しく聞いてもらうために、同じ熊本出身のHEAVENESE、龍に対応を任せた。

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龍からの報告によると、彼女自体パニックを起こしていて被災地の現状はよくわからず、ひたすら彼女が母親について個人的に心配しているということだった。

彼女からの情報は、個人的なことと、地域のこととが混同していた。
例えば避難所に人が溢れていて、入れないので家で生活している。
という情報については、正確には違っていて、避難所自体には入れるが駐車場が一杯で車を停められないという事であった。

例えば、今は水が出ているのに数日後に断水するという町内のアナウンスにパニックして
水がとにかく必要と言っていたり、ということらしい。

もちろん水は必要になるが、今のうちに水を貯めればいい。
これは、彼女の母親(70歳)に、個人的に話をしてケアすれば、解決するタイプの問題である事だということだった。

しかし70歳の母が心理的に参っているのは確かだろう。
あまりにも、余震が続き、ほとんど乗り物酔い状態だという。

今日、彼女から母親に了承を得て龍が電話して状況を聴く段取りになっている。

話せれば状況を聴きSend LOVE Projectで、視察してもらう事もできる。

僕たちは、このような個人的なメンタルケア、あるいは個人のお宅を訪ねて必要を聞くことなども大切な支援だと思っている。

(写真と本人は関係ありません)

 

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このページは、KickBackCafeが2016年4月21日 12:58に書いたブログ記事です。

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